2007年09月10日
第4回「多文化共生インターンシップ」
投稿者:PCDC推進室:特色GP事業 【特色GP事業】
本年度も「多文化共生インターンシップ」を8月中旬から9月上旬にかけて大泉町で実施しました。その実習の様子をいくつかご紹介します。
教育学部4年萩原貴之くんは、大泉町役場広報国際課で実習を行いました。大泉町が発行しているポルトガル語の広報紙「ガラッパ」の配布を体験しました。「役場の仕事の大変さややりがいを実感することができました。大泉町での外国籍の人々の労働状況を知ることで、教育とは異なる視点から多文化地域についての理解を深める事ができました」と感想を話してくれました。
医学部保健学科3年川久保悦子さんは、大泉町保健センターで1歳6ヶ月児健診、7ヶ月健診の補助を行いました。7ヶ月健診の補助では、ブックスタートで子どもへの読み聞かせを体験しました。「外国人に対して、『大変だ』と思ってしまいがちだが、一つずつ経験を積み重ねることで、多文化共生の解決の方法が生まれていくということを感じました。」と実習後、語ってくれました。
この他にも、参加した学生たち18人はこのインターンシップを通して多くのことを学び、それぞれの課題を胸に、これからさらに知見を得ようとがんばっています。
広報紙「ガラッパ」を外国人学校などに配布 子どもへの読み聞かせの様子