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活動状況

2008年04月16日

教養教育「多文化共生社会を考える」の受講生は150人あまり!

投稿者:PCDC推進室:特色GP事業

 本年度のGP授業の一番手は、「多文化共生社会を考える」。平成17年度から全学体制でスタートしたこの授業は、鈴木学長をはじめ、各学部から多文化共生に取り組む先生方が〈協働〉で講義を行う、多文化関連授業の目玉のひとつです。昨年度は89名の受講者がいましたが、本年度は受講生が倍近くになりました。
 この受講者のほとんどは、1年生です。昨年度は、「多文化共生」ということばをはじめて聞いたという学生が、大半を占めていましたが、今年はその比率が減少。学生が本講義を受講するきっかけのなかには、「高校で先生の講演を聞いて、この大学を受験しました」「(プロジェクトが紹介された)『蛍雪時代』を読みました」という声もありました。担当教員としてうれしくなると共に、期待により応えられる授業をと気が引き締まる思いがしました。

 受講生のなかにはマレーシア、アメリカ、韓国からの留学生もいます。群馬県出身者は、全体の3分の一程度にすぎず、出身地域も多様な学生集団となっています。150人の受講生の多様性を活かし、一人ひとりの学びを追い、一人ひとりにあった応援をしていきたい。大変なエネルギーが必要となることを覚悟で、全力投球です!


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            「多文化共生社会を考える」講義の様子
 

2008年04月09日

31の講義(平成20年度前期開講)がスタートします

投稿者:PCDC推進室:特色GP事業

群馬大学キャンパスは桜の花が満開。
新入生やオリエンテーションを終えた学生たちでキャンパスも活気づいています。
本年度は、本事業の最終年度にあたります。「多文化共生社会の構築に貢献する人材の育成」を群馬大学が総力を挙げて推進して参ります。

 ■○■平成20年度 前期「多文化関連」授業開始■○■
群馬大学で本年度前期に開講する講座は、のべ30講座。
(1)教養教育開講科目(1年生から全学部の学生が履修することができる授業)
・・・7講座
(2)学部専門科目(各学部の専門的視点から多文化共生を考える授業)
・・・12講座
(3)学部開放専門科目(学部専門の科目を他学部も履修することができる授業)
・・・・3講座
(4)大学院教育学研究科開講科目(教科教育・特別支援教育専攻の大学院生が履修することができる授業)
・・・・6講座
(5)教職大学院開講科目
・・・・・2講座

学部・大学院教育を通してこれだけの講座を開講している大学は、国内にはもちろんのこと、海外でもほとんどありません。
本学専任教員を中心に、多文化共生の第一線で活躍されている行政、企業、学校、病院、警察等の専門家や地域ボランティアのみなさんもゲストスピーカーとして学生たちの教育にあたります。

 授業の開始は4月8日(火)。最終年度の「多文化共生社会の構築に貢献する人材の育成」にぜひ注目ください。