2004年03月31日
広報紙「Orion」 創刊号発行
投稿者:多文化共生教育・研究プロジェクト
多文化共生研究プロジェクトによる事業の舞台裏に光をあて、準備・計画段階からのプロセスを紹介している、広報紙「Orion」を創刊しました。学生スタッフの手によって作成され、学生の視点から見た「多文化共生」を描いています。
Orion 創刊号 2004年3月31日発行(日本語版)(PDF)
Orion 創刊号(ポルトガル語版)(PDF)
Orion 創刊号(スペイン語版)(PDF)
平成16年度(2004) 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月 3月
多文化共生研究プロジェクトによる事業の舞台裏に光をあて、準備・計画段階からのプロセスを紹介している、広報紙「Orion」を創刊しました。学生スタッフの手によって作成され、学生の視点から見た「多文化共生」を描いています。
Orion 創刊号 2004年3月31日発行(日本語版)(PDF)
Orion 創刊号(ポルトガル語版)(PDF)
Orion 創刊号(スペイン語版)(PDF)
発育期にある子どもたちは、からだとこころの健康バランスをくずしやすくなっています。そこで、子どもたちに栄養や保健の正しい知識を伝え、体験的に学んでもらおうと、「からだとこころのワークショップ」を開催しました。
当日は4つのワークショップが開かれ、からだとこころの健康づくりの楽しさ・大切さを学ぶ機会となりました。
パラシュート遊びとの出会いは、平成15年度教員養成学部フレンドシップ事業の一環である「第4回教員研修連続ワークショップ」で開かれた「すぐに活かせる体育遊び」という講座でした。
この講座で仁井田千寿先生(大泉保育専門学校非常勤講師)を講師として迎え、簡単なストレッチや手遊び、そして大きさ直径約9メートルのパラシュートを使ったあそびを教えていただきました。
パラシュートあそびに魅了された学生スタッフたちの声を受けて、「地域貢献活動学生協力者養成講座」でもこれを取り入れ、ペルー学校イスパーノ・アメリカーノ学院の生徒たちと交流をしました。
こうした体験をもとに、今回は「からだとこころ」をひらく活動としてスペイン語とポルトガル語のかけ声も組み込んだパラシュートあそびをすることになりました。
パラシュートの上で ボールを転がせば、 「巨大ルーレット」の完成! |
ウノ(UNO)!ドス(DOS)! トレースッ(TRES)!」 スペイン語のかけ声に合わせて パラシュートを上下させます。 |
県食品安全会議が食の安全や望ましい食習慣などをテーマにして作成した
「遊びながら食を学ぶすくすくカルタ」。(右写真)
カルタあそびを通して子どもたちが「食」について反復して楽しみながら
学習することをねらいとして作られました。
カルタの読み句は一般から公募し、応募のなかから44句が選定されました。
この食育カルタは、県内すべての幼稚園と保育所に配布されています。 また家庭内で遊べるように、小型の家庭用サイズが2004年4月から 発売されています。
伊勢崎市のペルー学校イスパーノ・アメリカーノ学院の子どもたちによるサルサ講習を行いました。サルサの初歩のステップからはじまる親切な講習で、国籍や年齢を超え、参加者はサルサを通してひとつとなりました。イスパーノ・アメリカーノ校長、島袋ルイス先生によるステップの説明からはじまります。
留学生スタッフもスペイン語通訳として場を盛り上げました。
最初はイスパーノ・アメリカーノ校の子どもたちによるダンスの披露。お揃いの衣装は子どもたちの手作り。徹夜で準備してくれたそうです。
エスコートしてもらいながら実際に踊ってみました。みんなステップを覚えるのに必死です!
ビデオによるカポエイラの説明。 本場ブラジルのカポエイラの映像にみんなくぎづけです。 |
ブラジルの精神・歴史・音楽・スポーツが融合された伝統格闘技カポエイラに挑戦しました。会場では、群馬大学の城下卓也さんと師匠のリマ・ウィルソンさんたちとともに、踊りのリズムを刻む楽器の演奏も体験でき、ブラジル文化に親しむ機会となりました。
在日外国人学校健康診断(2月12日から18日にかけて実施)で、要医療・要指導と判定された児童・生徒およびその保護者を対象に、3月6日に大泉町立文化むらにおいて「からだの健康相談会」を開きました。また、「こころの健康相談会」もあわせて行われ、心身ともに発育期にある子どもたちの相談を受け付けました。
同日、別のフロアでは「からだとこころのワークショップ」も行われ、健康に対する意識を高める1日となりました。
会場の1階では「からだの健康相談会」、2階では「こころの健康相談会」「からだとこころのワークショップ」が開催されました。
「からだの健康相談会」の担当者である 医学部保健学科の佐藤由美 助教授。 |
挨拶をする医学部附属病院の
坂本浩之助 医師。 大泉町からは保健師の ボランティア参加も。 |
群馬県からゆうまちゃんも応援に かけつけてくれて、子どもたちの 緊張をほぐしてくれました |
【会場内の様子】
《総合受付》 受診者の名前を確認してカルテと照合し、 番号札を渡します。 通訳スタッフは、訪れた子どもたちの不安を少しでもとりのぞこうと笑顔で迎えます。 |
受付の向かい側では、子どもたちに 家庭での練習用としてはみがきセットが 配られました。 |
《展示コーナー》 食生活や口腔衛生(歯みがき指導)等に 関する掲示物が並びます。 |
チーム「エンフェルマリア」の創意と工夫が
盛り込まれたグラフや表。 子どもたちの母語で健康管理の必要性が わかるようになっています。 |
《検尿検査》 チームワークで段取りよく 進行していきます。 |
《健康相談コーナー》 チーム「エンフェルマリア」のOBで、 現大泉町健康センター職員の方々も ボランティアとして参加してくださいました。 |
無事終了です!!力作と一緒に☆ |
この事業には、来場者の相談に応えるために専門的な知識をもった医師のみなさんの協力が不可欠でした。
群馬県医師会のみなさん、大泉町保健センター関係者のみなさん、ご協力ありがとうございました。