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<2.多文化共生支援者養成講座>
期間:平成15年2月19日〜28日
場所:群馬大学教育学部、太田市・大泉町内
《事業内容》
惹きつけ・読ませるデザインづくり
図書でむすぶ人と文化
多文化地域をフィールドワークする
美しく・のびやかな日本語を話すために



「手にとって読みたくなる」広報誌とHP作成の技術とコツを学びました。
茂木先生は受講生一人ひとりに声をかけながら、丁寧に指導してくださいました。
≪惹きつけ・読ませるデザインづくり≫
講師:群馬大学教育学部 茂木一司助教授
日時:2月19日(木)13:00〜16:00
場所:群馬大学 教育学部棟
教育実習指導室
講師を務めてくださった茂木一司助教授。
(▲写真中央)

ソフトの基本的な使い方やデザインの技法の説明後、練習としてロゴマークをデザインしてみました。

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≪図書でむすぶ人と文化≫
講師:群馬大学附属図書館情報管理課 瀧澤憲也さん
日時:2月19日(木)17:00〜18:00
場所:群馬大学 教育学部棟
教育実習指導室

***「むすびめの会」とは?***
図書館の多文化サービスに関心を持つ人たちが結成した、全国的な研究運動団体です。
 図書館と在住外国人をむすぶ「むすびめの会」の活動をとおして、多文化社会のなかでの図書館のこれからについて会員である瀧澤さん(左写真)にお話をしていただきました。
 「むすびめの会」の会合は茶話会形式で行われるそうで、今回もお菓子を囲んで和やかな雰囲気のなか講座が行われました。瀧澤さんが奥様の手作りケーキを持参してくださり、ごちそうになりました♪美味しかった〜(^▽^)
 日本では文化の上での多数派は、日本語を話し、日本文化に最も親しみを感じる人です。多文化サービスは、多数派に属さない人にも、その人の必要性や興味にあった資料を提供して、図書館利用の障害を取り除こうとするものです。これらの図書館資料は、留学生をはじめとする他の文化を持つ隣人を知るために活用されています。

多文化サービスにより地域住民と在住外国人との「むすびめ」となる。
多文化社会での「これからの図書館像」が見えてきました。


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≪多文化地域をフィールドワークする≫
講師:教育学部 結城恵助教授
日時:2月24日(火)9:00集合18:00解散
場所:太田市・大泉町の各所
    (行政機関、学校、図書館など)
講座参加者全員がバスで移動。
群馬大学荒牧キャンパスを出発。
太田市・大泉町をめざします。
【 ピタゴラス太田校 】
ブラジル学校「ピタゴラス太田校」の児童生徒に会いに行きました。子どもたちの歌による歓迎に感激。
【 ブラジル料理店「ファット・ア・マノ」 】
昼食にブラジル料理をいただきました。
日系三世である店長の三澤さんからブラジルの食文化について教えていただきました。
【 大泉町図書館 】
ポルトガル語コーナーや検索システム。
多文化に対応した施設となっていました。
先ほど訪問したピタゴラス校の生徒さんに
遭遇!
糸井館長から図書館の多文化への取り組みについてお話を頂きました。
【 ブラジリアンプラザ 】
さぁ!お買い物です!
ふだん目にしない商品がたくさん並んでいて、見ているだけで楽しい♪
外国籍の方々も、母国の商品が気軽に買えるので重宝しているようです。
【 太田市役所 】
太田市役所企画部を訪問。
外国人相談窓口の実際と行政サービスについて見学を通して学びました。
総合案内も英語とポルトガル語の2言語に対応しています。パネルタッチで操作も簡単。
説明してくださったのは、国際交流係の
堤クラウジーナ眞由美さん。
企画部国際交流室の今井さんから太田市などの多文化地域の現状についてお話していただきました。
群馬大学荒牧キャンパスに到着。
各施設の随所から、多文化地域の「今」を肌で感じることができました。


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外国籍の方々と会話をするなかで、自分自身の話す日本語に対する関心が強くなりました。こうした要望を受けて企画されたのが、本講座です。
美しく・のびやかな日本語を話すために必要な呼吸法、発声練習、語尾上げ・話癖の解消の練習を行いました。
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≪美しく・のびやかな日本語を話すために≫
講師:フリーアナウンサー 高橋のり子さん
日時:2月26日(木)13:00〜17:30
場所:群馬大学 大会議室
実演を交えて、指導してくださった高橋先生。
(▼写真中央)
活舌練習にも挑戦!
「この竹垣に竹立て掛けたのはたけたけた〇※◇…!!」みなさん苦戦中(^-^;
また、新商品のプレゼンテーションの練習も行いました。
アクセントやイントネーションなどによって、言葉が伝わりやすくなることがわかりました。
何気なく話していた日本語がとても新鮮に感じられる一日でした。


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